こんにちは!街の屋根やさん岡山店です😊
今回は岡山市中区で古いセメント瓦を下ろして新しい瓦で屋根全体を張り直す、葺き替え(ふきかえ)工事の様子をお伝えします。
その中から今日は、屋根の角の線に棟瓦をのせて仕上げていく工程をご紹介します。
【前回記事もあわせてチェック】
岡山市中区で寄棟の屋根を葺き替え|隅棟の加工と谷板金の取り付け
屋根のいちばん高い所を横にのびる線は大棟(おおむね)と呼ばれ、この線にも隅棟と同じように木材を取り付けてまわりに白い漆喰を盛っていきます。
職人はバケツに用意した漆喰を少しずつ取りながら木材の両わきにすき間なく盛りつけていて、屋根の上に白い線がまっすぐのびていきます。
漆喰は棟瓦と平らな瓦のあいだのすき間をうめて、雨水や風を入りこみにくくするための下地です。
屋根のてっぺんの線とななめにのびる隅棟がぶつかる所にも、角度に合わせて漆喰を盛っています。
いくつもの線が集まる場所は雨水の流れも複雑になりやすいので、下地の段階からすき間を残さないように仕上げていくんです。
白い漆喰が屋根の線をなぞるようにのびていて、屋根の面が四方に流れる寄棟(よせむね)の形がよく分かります。
下地ができると、屋根の線にかぶせるように山形になった棟瓦を少しずつのせていきます。
棟瓦は平らな瓦とはちがう専用の形をしていて、色は平らな瓦と同じ濃い茶色なんです。
そのため屋根の面と棟の線が一体になって、落ち着いた仕上がりになります。
線が集まる所にはそれぞれの線をまとめてふさぐ形の瓦を納めていて、屋根のいちばん高い所から雨水が入らないようにしっかりとかぶせています。
隅棟の上にも、屋根のてっぺんから屋根のふちの軒先(のきさき)に向かって棟瓦を1枚ずつつなげてのせていきます。
職人は屋根の上を移りながら、隅棟を1本ずつていねいに仕上げていきます。
棟瓦は下の木材にしっかり留めていくので、強い風で棟瓦がずれるリスクを減らせる納まりになります。
ななめにのびる棟瓦の線がそろうと、屋根全体がきりっと引きしまって見えるんです。
近くで見ると棟瓦の継ぎ目が同じ間隔でそろっていて、平らな瓦との境目もきれいに納まっています。
棟瓦の下にあった白い漆喰は、棟瓦にかくれてほとんど見えなくなりました。
継ぎ目がそろっていると、雨水が棟瓦の上を流れ落ちやすくなります。
棟瓦をのせ終えたあとは、瓦の表面をモップできれいにふいています。
瓦を切った時に出る粉や作業中に付いた汚れが残らないようにするための、仕上げのひと手間です。
屋根の上はふだん見えない所ですが、こうした細かな片付けまでしてから次の工程へ進んでいきます😊
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