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岡山市中区で屋根葺き替えの足場を設置|傾斜のある敷地に合わせた組み方
お住まいのまわりに金属のパイプを組み上げ、屋根の軒先の高さまで、職人が歩ける足場をつくっていきます。
下の段では職人が長いパイプを持ち上げ、いちばん上の段では別の職人が受け取りながら、屋根のまわりをぐるりと囲めるように組み立てています。
傾斜のある土地に建つお住まいなので、場所ごとに高さを合わせながら、ていねいに組んでいく作業なんです。
足場が組み上がると、いちばん上の段には屋根を囲うようにネットを張っています。
古い瓦を下ろすときには瓦のかけらやほこりが出るので、ネットで囲っておくことで、お隣のお住まいや道路へ落ちたり飛んだりするリスクを減らします。
ネットには、瓦のかけらやほこりなどが周囲へ飛散するのを抑える役目があります。
お客様は安全第一で、近所にも配慮した工事を望まれていたので、足場とネットはその大切な準備でもあります。
足場の柱の足元は、お庭の地面の上にしっかりと据え付けていて、柱がずれたり傾いたりしにくいようにしています。
柱と柱のあいだには金属の作業床が外壁にそって渡されていて、職人はこの床の上を歩きながら作業を進めていきます。
作業床のすぐ外側には、高い所での墜落事故を防ぐための手すりのパイプも通っています。
足場のいちばん上の段は屋根の軒先とほぼ同じ高さになっていて、そこからネットが屋根を包むように張られています。
下の階の屋根がある所では、その屋根をまたぐように足場を組んでいて、下の屋根の工事にも手が届くようになっています。
屋根の端は職人にとってもいちばん足元が不安定な場所ですが、足場があれば軒先の瓦や雨どいの作業もしっかりした足元で進められます。
はしごだけで屋根に上ると、重い瓦を抱えての上り下りになってしまい、職人の足元も手元も安定しません。
新しい瓦や材料を屋根へ運び上げる時にも足場が通り道になってくれるので、工事が終わるまで組んだままにしておき、最後に解体するんです。
屋根の端の雨どいにも落ち葉や土がたまっている所があり、瓦の重なり目には苔も生えています。
雨どいがつまると雨水があふれやすくなるので、足場があって手が届きやすいうちに屋根と一緒に見ておける良い機会です。
足場はお住まいのまわりに柱を立てて組むので、外まわりに少し作業のための場所が必要になります。
植木や鉢植え、物置の近くに足場が立つこともあるため気になる物がある時は工事の前に職人へ伝えておくと安心です。
足場が立っている間は窓の外にパイプやネットが見えるので、いつもと景色が変わったように感じるかもしれません。
住宅の工事でよく使われるのは、金属の部材をくさびで留めていくくさび式足場で、組み立ての時にカンカンとハンマーの音が響くのはこのためなんです。
まわりを囲うネットは細かい網目になっていて、ほこりや破片が外へ飛び出すリスクを減らすためのものです。
ただ、強い風の日はネットが風を受けて足場に負担がかかりやすくなるため、天気に合わせた安全対策が欠かせません。
台風が近づいている時には、ネットをたたんでまとめておくこともあります。
足場は組むたびに手間がかかるので、外壁や雨どいの工事も考えている時は、屋根の工事と同じ時期にまとめると、足場を一度組むだけで済むことも多いです。
ひと口に足場といっても、建物の形や土地の傾きお隣との間の広さはお住まいごとにちがうので、職人はその場の様子を見ながら、柱の位置や組み方を一つずつ考えています。
今回のように、下の階の屋根をまたいで組むのもその工夫のひとつなんです。
今回はセメント瓦の葺き替え工事の最初の工程として、屋根まわりに足場を組み、ネットで囲うところまでをお伝えしました。
足場とネットは、職人が安全に作業するためだけでなく、まわりのお住まいへ破片やほこりが飛び散るリスクを減らすための大切な備えでもあります。
次回は、古い瓦を下ろしたあとの屋根に防水紙と細い木を取り付けていく様子をお伝えします🏠
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