街の屋根やさん岡山店の屋根診断士の資格を持った私佐藤が、屋根に上がって調べます。
屋根全体を見わたすと、セメント瓦の表面には黒っぽい苔と白っぽい色むらが一面に広がっています。
セメント瓦は表面の塗膜がはがれてザラザラになると、苔がびっしり付きやすくなるんです。
苔は雨水をため込みやすいので、そのままにしておくと瓦の下の木を傷める原因になることもあります。
こちらの瓦はセメント瓦の平板で、ちょっと珍しい形をしています。
山が高いタイプは3本線のものが多いのですが、今回の瓦は真ん中に2本の線が入っていました。
セメント瓦には全国共通の決まった形がなく、各地でそれぞれ作られていたので、形や大きさの種類がとても多いんです。
同じ形に見えても大きさが2種類あることもあり、ぴったり合う瓦を見つけるのはなかなか大変です。
今はほとんどが製造中止になっていて、同じ瓦を探しても見つからないことが多いのが悩みどころです。
瓦の並びを横から見ると、段の高さがそろわずに浮いて見える所があります。
現地調査で見ると下地が悪くなっている様子だったので、そのせいでところどころ瓦が浮いて見えるのだと考えました。
瓦を引っかける瓦桟(かわらざん・瓦の下に横に打つ細い木)や下地が傷むと、瓦が下がってすき間ができやすくなります。
すき間から入る雨水が増えると瓦の下の防水紙に負担がかかり、長く続くと雨漏りにつながるおそれもあるんです。
瓦と瓦の重なりにも苔がびっしり付いていて、オレンジ色のかたまりも見えています。
瓦の重なりは、屋根に入った雨水が流れていく通り道でもあります。
そこに苔がたまると水が流れにくくなり、瓦の下へ回る水が増えてしまうこともあるんです。
屋根のいちばん高い棟(むね)や、屋根の横の端に並ぶ袖瓦(そでがわら)にも苔や汚れが広がっています。
傷みは屋根の一部ではなく、屋根の面全体に出ている状態です。
「うちのセメント瓦も苔だらけだけど、全部替えないといけないの?」「もう同じ瓦は手に入らないの?」と心配になりますよね。
セメント瓦の屋根は傷み方や下地の状態によって直し方も費用も変わり、割れた所だけの差し替えや部分的な修理で済むこともあります。
街の屋根やさん岡山店では、職人が屋根に上がって瓦と下地の様子を確かめ、写真を見ながらご説明しています。
そのうえで、お住まいに合った屋根修理の方法をご提案します。
岡山市南区でのセメント瓦の葺き替えや屋根修理は、まずは無料点検・お見積もりからご相談ください。
次回は、セメント瓦を下ろして屋根の下地を確かめる工事の模様をお伝えいたします。
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