雨樋の状態は、街の屋根やさん岡山店の屋根診断士の資格を持った私佐藤が調べます。
屋根のふちにそって付いている横向きの雨樋が軒樋(のきどい)で、その途中には灰色の升のような上合(じょうご・集水器)が付いています。
上合は軒樋に集まった雨水を縦の樋へ流しこむ入り口なので、水があふれる時はまずここを疑います。
上合の下から出た縦の樋は、一段低い屋根の上を通りながら雨水を下へ運んでいます。
上合の中をのぞくと、葉っぱではなく黒っぽい土が、雨水の通り道をふさぐようにたっぷりとたまっています。
上合の中は地上からは見えないので、屋根に上がってのぞいてみて、はじめて土の量が分かるんです。
掃除がしやすいように段取りをととのえて道具で土をかき出していくと、容器はすぐにいっぱいになりました。
土を取り出した上合の底には、縦の樋へつながる丸い穴がはっきりと見えています。
この穴が土でふさがっていたので、雨水は縦の樋へ流れずに上合や軒樋にたまっていたと考えられます。
穴が見えるようになったことで、雨水の通り道がもどったことが分かりますね。
上合だけでなく、軒先の大きな丸い瓦の下の軒樋にも、緑色の苔が帯のように広がっています。
苔のあいだには砂のような細かい土もたまっていて、ここに残ったままだと雨水が流れにくくなるので、軒樋の苔もあわせてきれいに掃除しました🌿
土がたまっていたのは一か所だけではなく、別の場所の上合も同じように掃除しています。
軒の角の上合からは縦の樋が壁にそってのびていて、上の屋根の雨樋へは一段低い屋根にはしごを掛けて近づいていきます。
上合は雨水が集まる場所なので、1か所が詰まっていたら、ほかの上合も見ておきたいところです👀
岡山市東区のお住まいでは、上合の中にたまった土が縦の樋への穴をふさいでいて、雨水の行き場がなくなっていました。
上合の土をかき出して軒樋の苔も掃除し、別の場所の上合もあわせてきれいにしたことで、雨の日の水のあふれがきちんと止まりました。
雨の強い日は、窓から軒先の雨樋をちょっとのぞいてみてくださいね。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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